「最近、エアコンの効きが悪くなった気がする」
「電気代が去年より高いかも」
そんなふうに感じたことはありませんか?
その原因、実はエアコンのフィルター汚れかもしれません。
フィルターにホコリがたまると、電気代のムダづかいやカビの発生につながります。
この記事では、エアコンフィルターの正しい掃除の仕方を、5つのステップでわかりやすく解説します。
特別な道具は不要で、家にあるものだけで今日から実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてください。

フィルター掃除を後回しにすると、電気代の増加や健康への影響、故障リスクにつながります。
はじめに、放置することで起きる具体的なデメリットを確認しておきましょう。
エアコン掃除を怠ると、電気代が最大で約25%上がる可能性があります。
使い続けるとフィルターにホコリがたまり、空気の流れが悪くなって冷暖房の効率が下がってしまうからです。
出典:ダイキン工業「エアコン掃除の困りごとと対処法」
こまめに清掃することで、消費電力削減が期待できます。
具体的には、2週間に1度フィルターを掃除するだけで、冷房時は約4%、暖房時は約6%の消費電力削減が期待できます。
さらに、月に1〜2回の掃除を続ければ、年間で約990円も節約可能です。
出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
エアコンはこまめに掃除するだけで電気代の無駄を防ぎ、効率よく節約できるのです。
ホコリはカビの栄養源になります。
冷房時の結露で湿度が高まると、ホコリを栄養源としたカビが繁殖し、運転時にカビの胞子が部屋中に放出されます。
カビの繁殖を放置すると、咳ぜんそくなどの呼吸器疾患の原因になる可能性があるため、お子さんや高齢の方がいるご家庭では注意が必要です。
ホコリが内部に侵入すると、熱交換器やドレンホースに汚れが蓄積し、故障の原因になります。
※熱交換器:エアコンの室内機と室外機の両方にあり、熱の吸収や放出を行う装置
※ドレンホース:エアコンから屋外に延びる排水管
エアコン機器メーカーでも、汚れの放置が本体寿命の短縮につながると注意を促しています。
出典:パナソニック「エアコンのお手入れ」

ここからは、実際のフィルター掃除の手順をステップごとに解説します。
掃除機・使い古しの歯ブラシ・台所用中性洗剤・新聞紙があれば十分です。
初めての方でも安心して取り組める内容なので、ぜひ試してみてください。
エアコンの運転を停止し、電源プラグを抜きます。
感電防止のために最も大切なステップです。エアコンの下に新聞紙を敷き、マスクも着用しましょう。
前面パネルを両手で持ち上げ、フィルターを引き出します。
外す前に付けたまま軽く掃除機をかけると、ホコリが舞いにくくなります。
無理に力を入れず、取扱説明書に従って丁寧に外しましょう。
新聞紙の上にフィルターを置き、表側から掃除機でホコリを吸い取ります。
裏側からかけるとホコリが目に押し込まれて目詰まりの原因になるので、必ず表側から行ってください。
汚れが残る場合は水洗いしましょう。
掃除機とは逆に裏側からシャワーを当てるのがコツです。
油汚れがある場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で歯ブラシを使い、やさしくこすりましょう。
強く擦ると破損の原因になるので注意してください。
風通しのよい日陰で半日〜1日乾燥させます。
湿ったまま戻すとカビの原因になるからです。
ドライヤーや直射日光は変形・破損のおそれがあるのでNGです。
触って湿り気がないか確認してから取り付けましょう。

掃除の手順を覚えたら、次に気になるのは「どのくらいの頻度でやればいいのか」ではないでしょうか
ここではメーカーが推奨する頻度と、やってしまいがちなNG行為をまとめます。
ダイキンの公式サイトを見ると、シーズン中2週間に1回のフィルター清掃を推奨しています。
ダイキン「エアコン掃除の困りごとと対処法」
環境省も同様に2週間に一度の掃除を推奨しています。
参考:環境省「みんなで節電アクション!」
ペットの毛やタバコのヤニが付着しやすい家庭では、さらに頻度を上げてもよいでしょう。
ただし、忙しくてフィルター清掃の時間が取れないような場合は月に一度でも差し支えありません。
重要なのは、定期的にフィルターを清掃して目詰まりを防ぐことです。
フィルター掃除で避けるべきことは以下の通りです。
これらの使用は避けてください。
フィルターは繊細な樹脂素材のため、高温で変形・破損することがあるからです。
フィルターを乾かす際は、日陰で自然乾燥させてください。
熱交換器や送風ファンなどの内部部品は、自分で掃除しないでください。
メーカーでも内部の掃除は専門業者に任せるよう案内しています。
アルミ部分の折れ曲がりや電気部品の故障につながるため、自分でできるのはフィルターと前面パネルまでと覚えておきましょう。

フィルターをきれいにしても改善しない場合は、エアコン内部に原因が潜んでいるかもしれません。
無理に自分で対処せず、プロに相談することをおすすめします。
ニオイが消えない場合は、エアコン内部の熱交換器やドレンパンのカビが原因の可能性があり、分解洗浄が必要です。
効きが改善しない場合は、冷媒ガス不足やコンプレッサー不良など機器トラブルの可能性もあります。
こうなると、自分で対応するのは困難です。
次のような症状があれば、プロに相談するタイミングです。
田島ではエアコンの修理・クリーニング・買い替えのご相談に対応しています。
お気軽にご相談ください。

エアコンのフィルター掃除は、電気代の節約・カビ予防・エアコンの長寿命化につながる重要なお手入れです。
この記事のポイントを整理します。
フィルター掃除だけでは解決しないお悩みは、田島が迅速に対応いたします。
エアコンの修理・クリーニング・買い替えのご相談まで、お気軽にお問い合わせください。