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ガスコンロの火がつかない原因は?自分でできる対処方法

ガスコンロの火がつかない原因は?自分でできる対処方法

料理中に突然ガスコンロの火がつかなくなると、焦ってしまいますよね。
実は、ガスコンロがつかない原因の多くは電池切れやバーナー部品の汚れなど、ご家庭で簡単に対処できるものばかりです。
本記事では、ガスコンロの火がつかないときに考えられる主な原因を整理し、症状別・箇所別に自宅でできる安全な対処法をわかりやすく解説します。
「チチチ」という点火音がするかどうかで原因を見極める方法や、電池交換・清掃など今すぐ試せる解決策をご紹介しますので、慌てずにチェックしてみましょう。

ガスコンロがつかないときにまず確認すべき3つのポイント

ガスコンロの火がつかなくなった場合、原因を特定する前に確認しておくべき基本項目があります。

ガスの供給状態や安全装置の作動状況など、すべてのガス機器に共通する問題が発生している可能性があるためです。

ここでは、まず最初にチェックすべき3つの重要なポイントについて解説します。

これらを確認することで、簡単に解決できるケースも多いため、慌てて業者に連絡する前に落ち着いて確認してみましょう。

 

1.ガスの元栓が開いているか確認する

ガスコンロがつかない原因として意外と多いのが、ガスの元栓が閉まっているというケースです。

ご自身で閉めた覚えがなくても、ご家族が安全のために閉めていた可能性があります。

 

【確認方法】

  • 据え置き型(ガステーブル):コンロの奥側に元栓があります。
  • ビルトインコンロ:収納庫の中に元栓があります。

元栓が閉まっている場合は開栓し、火がつくか試してみてください。

元栓を開けても点火しない場合は、他の原因を疑う必要があります。

 

2.ガスメーターの遮断状態を確認する

ガスコンロだけでなく、給湯器などすべてのガス機器が使えない場合は、ガスメーターが遮断されている可能性があります。

 

【ガスメーターが自動遮断される主な原因】

  • 長時間にわたり一定量のガスが流れ続けたとき
  • 震度5強以上の地震を感知したとき
  • ガスメーターの安全装置が異常を検知したとき
  • 大量のガス漏れを感知したとき

ガスメーターが遮断されている場合、ランプが赤く点滅しています。

ガス臭がないことを確認できれば、ご自身で復帰操作が可能です。

 

【復帰操作の手順】

  1. すべてのガス機器を止め、ガス栓を閉める。
  2. ガスメーターの復帰ボタンのキャップを外す。
  3. 復帰ボタンを奥までしっかり押し込む。
  4. ランプが点灯したら手を離す。
  5. 1〜3分待ち、ランプが消えたら復帰完了

※注意:ガス臭い場合は、絶対に復帰操作を行わず、すぐにガス会社へ連絡してください。

 

3.電池の残量と設置状態を確認する

ガスコンロが急につかなくなる原因として最も多いのが電池切れです。

すべての口で点火しない場合は、まず電池を疑いましょう。

 

【電池切れのサイン】

  • 「チチチ」という点火音がしない、または弱々しい
  • 音の間隔が普段より長い
  • 電池交換サインのランプが点灯している(対応機種の場合)

 

【確認・対処方法】

  1. 新しい電池に交換する(交換目安は約1年)
  2. プラス・マイナスの向きが正しいか確認する
  3. 電池がしっかりセットされているか確認する

電池交換をする際は、取扱説明書で電池のサイズ・種類・設置場所を確認してから行いましょう。

点火音で判断する!火がつかない原因の見極め方

Natural gas burning on kitchen gas stove in the dark. Panel from steel with a gas ring burner on a black background, close-up shooting

ガスコンロの火がつかないとき、原因を見極める最も簡単な方法が「チチチ」という点火音が鳴るかどうか?を確認することです。

この点火音(スパーク音)の有無によって、電気系統に問題があるのか、それとも部品の汚れや設置不良なのかを判断できます。

ここでは、点火音の状態別に考えられる原因と、それぞれの対処方法について詳しく解説します。

「チチチ」という音が鳴る場合の原因

「チチチ」と点火音は聞こえるのに火がつかない場合、ガスは供給されているが着火に失敗している状態です。

 

【全ての口で点火しない場合】

電池の残量不足(音が弱々しい・間隔が長い)

 

【一部の口だけ点火しない場合】

  • バーナーキャップの位置ずれ
  • バーナーキャップの汚れ・水濡れ
  • 点火プラグの汚れ・水濡れ
  • 立ち消え安全装置(Siセンサー)の汚れ

これらの原因は、ご自身で対処可能なケースがほとんどです。

次の章で詳しい対処方法を解説します。

 

「チチチ」という音が鳴らない場合の原因

点火ボタンを押しても「チチチ」という音が全く鳴らない場合、電気系統に問題がある可能性が高いです。

 

【考えられる原因】

  • 電池が完全に切れている
  • 電池が正しく設置されていない
  • 電気系統の故障(基板の不具合など)

まずは電池の状態を確認し、新しい電池に交換してみましょう。

それでも点火音が鳴らない場合は、ガスコンロ内部の電気系統が故障しているため、専門業者による修理が必要になります。

【原因別】自分でできる対処方法と具体的手順

ガスコンロがつかない原因が特定できたら、適切な方法で対処しましょう。

ここでは、ご家庭でできる対処方法を原因別・箇所別に詳しく解説します。

バーナーキャップの掃除方法、点火プラグのメンテナンス、安全装置の確認など、すぐに実践できる具体的な手順をご紹介します。

ただし、ガス臭がする場合や、原因不明の場合は無理に対処せず、専門業者に相談することが重要です。

 

バーナーキャップの位置ずれ・汚れへの対処

バーナーキャップは、ガスと空気を適切に混合して安定した炎を作る重要な部品です。

 

位置ずれの確認と修正方法

バーナーキャップは固定されておらず、手で簡単に取り外せるため、掃除後などに位置がずれることがあります。

 

【確認・対処方法】

  1. 五徳(ごとく)を外す
  2. バーナーキャップを取り外す
  3. ガスコンロ本体とバーナーキャップの位置合わせマークを確認
  4. マークに合わせて正しい位置にセットする

正しく設置すると安定するため、グラつきがないか確認しましょう。

 

汚れ・水気の除去方法

バーナーキャップの裏側には複雑なくぼみがあり、ここに油・ススなどの汚れが溜まると点火不良を起こします。

 

【掃除手順】

  1. バーナーキャップを取り外す
  2. 台所用中性洗剤とスポンジで洗う
  3. くぼみの汚れは歯ブラシでこすり落とす
  4. 水で十分にすすぐ
  5. 完全に乾燥させる(重要!)
  6. 元の位置に正しくセットする

水気が残っていると点火しないため、必ず乾いた状態で戻しましょう。

 

点火プラグと温度センサーの掃除方法

点火プラグは、火花を発生させて着火する部品で、バーナーキャップの近くにある先端が尖った部品です。

 

【掃除手順】

  1. 五徳とバーナーキャップを外す
  2. 点火プラグの汚れを柔らかい布で拭き取る
  3. 頑固な汚れは歯ブラシで優しくこする
  4. 温度センサー(中央の棒状の部品)も同様に拭く
  5. 完全に乾燥させる

 

【注意点】

  • 点火プラグは細く変形しやすいため、力を入れすぎない
  • 向きが変わっていないか確認する
  • 水分が残らないようしっかり乾かす

 

立ち消え安全装置(Siセンサー)の対処

2008年10月以降に製造されたガスコンロには、すべて立ち消え安全装置(Siセンサー)が搭載されています。

 

【Siセンサーとは】

鍋底の温度を感知し、異常高温や立ち消えを検知すると自動的にガスを遮断する安全装置です。

 

【点火しない原因と対処法】

  • センサーに汚れが付着 → 布やブラシで掃除
  • センサーが濡れている → 完全に乾燥させる
  • 鍋底がセンサーに密着していない → 正しく設置
  • 焼き網を使用している → 対応機種か確認

センサーの汚れは安全性に関わるため、定期的な清掃をおすすめします。

 

チャイルドロック機能の解除方法

誤作動や子どもの誤操作を防ぐ「チャイルドロック機能」が作動していると、点火ボタンを押しても火はつきません。

 

【ロック解除の方法】

  • ボタンタイプ:ロックボタンを約3秒長押し
  • スライドタイプ:バーを左右どちらかに動かす

ロック機能の位置や解除方法は機種によって異なるため、取扱説明書で確認してください。

 

ガスホースの確認と対処方法

据え置き型ガスコンロの場合、ガスホースに問題があるとガスが正常に供給されません。

 

【確認項目】

  • ホースが折れ曲がっていないか
  • ホースに亀裂や損傷がないか
  • ホースの経年劣化(使用開始から7年以上経過)

 

【対処方法】

  • 折れ曲がり→まっすぐに直す
  • 損傷・劣化→新しいホースに交換

※注意:ビルトインコンロのガス配管工事は資格が必要なため、必ず専門業者に依頼してください。

修理を依頼すべき症状と交換のタイミング

ガスコンロを点検する作業着の男性

ご自身で対処しても改善しない場合や、特定の症状が見られる場合は、専門業者による修理または交換が必要です。

ガスコンロの標準使用期間は約10年とされており、それを超えると故障のリスクが高まります。

ここでは、修理を依頼すべき症状の見極め方と、修理と交換どちらを選ぶべきかの判断基準、費用の目安について解説します。

 

専門業者に相談すべき症状

以下の症状が見られる場合は、ご自身での対処は危険なため、すぐに専門業者に連絡してください。

 

【すぐに業者へ連絡すべき症状】

  • ガス臭がする → ガス漏れの可能性(最優先)
  • 新しい電池に交換しても点火音がしない
  • 異音や振動が発生する
  • 本体に破損や変形がある
  • 炎の色が異常(赤やオレンジ色)
  • すべての対処法を試しても改善しない

特にガス臭がする場合は、元栓を閉め、窓を開けて換気し、電気製品のスイッチは触らずに、安全な場所からガス会社に連絡してください。

 

修理と交換の判断基準

ガスコンロの標準使用期間は約10年です。使用年数によって、修理と交換どちらが適切か判断が変わります。

 

【使用年数別の推奨対応】

  • 10年未満:修理を検討
  • 10年以上:交換を推奨

 

【交換を推奨する理由】

  • 部品の経年劣化が進んでいる
  • 交換部品の生産が終了している可能性がある
  • 修理してもすぐに別の箇所が故障するリスクがある
  • 最新モデルは安全機能が充実している

使用年数が10年を超えている場合、修理費用と新品購入費用を比較して判断しましょう。

 

ガスコンロ交換の費用相場

ガスコンロの交換費用は、タイプとグレードによって大きく異なります。

 

【ビルトインコンロの費用相場】

グレード

本体価格

工事費

合計

スタンダード

5〜8万円

2〜3万円

7〜11万円

ミドル

8〜12万円

2〜3万円

10〜15万円

ハイグレード

12〜20万円

2〜3万円

14〜23万円

 

 

【据え置き型(ガステーブル)の費用相場】

グレード

本体価格

設置作業

合計

スタンダード

1〜3万円

自分で可能

1〜3万円

ミドル〜ハイ

3〜10万円

自分で可能

3〜10万円

 

据え置き型は工事不要で、ガスホースを接続するだけで使用できるため、費用を抑えられます。

まとめ|自分で直らない場合は早めに専門業者に相談を

ガスコンロの火がつかない原因の多くは、電池切れやバーナー部品の汚れなど、ご家庭で対処可能なものです。

まずは「チチチ」という点火音の有無を確認し、本記事でご紹介した対処法を試してみましょう。

それでも改善しない場合や、ガス臭がする場合は、無理に対処せず専門業者にご相談ください。

 

ガスコンロのトラブルでお困りの方は、田島へお気軽にご相談ください。

経験豊富な専門スタッフが、迅速かつ丁寧に対応いたします。 修理から交換まで、お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案します。

 

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