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エコキュートからガス給湯器に切り替えるには?交換費用や手順を解説

エコキュートからガス給湯器に切り替えるには?交換費用や手順を解説

「エコキュートからガス給湯器に交換すべきか迷っている」
「切り替えにどれくらい費用がかかるのだろう」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
エコキュート導入後、電気代の高騰や湯切れの不安から、ガス給湯器への変更を検討される方は少なくありません。
しかし交換には初期費用だけでなく、ランニングコストや災害対応力など、総合的な視点が求められます。
本記事では、エコキュートからガス給湯器へ切り替える際の費用相場、具体的な工事手順、メリット・デメリットまで、専門家の視点からわかりやすく解説します。

エコキュートからガス給湯器へ切り替える理由とは?

エコキュートは省エネ性能に優れた給湯システムですが、ライフスタイルの変化や住宅事情により、ガス給湯器への切り替えを考える方が増えています。

実際に、2026年時点でも定期的な交換費用の負担が大きい、お湯切れが不安といった声が多く聞かれます。

まずは、多くの方がガス給湯器への変更を検討する主な理由を見ていきましょう。

ご自身の状況と照らし合わせながら、本当に切り替えが必要かどうかを判断する材料にしてください。

 

交換費用の負担が重い

エコキュートは10年前後で寿命を迎えるため、定期的な交換が必要です。

2026年現在、エコキュート本体と工事費用を含めた交換費用は約42万円〜78万円が相場となっています。

一方、ガス給湯器の交換費用は約15万円〜40万円程度で、約半額から3分の1のコストで済むことが大きな魅力です。

 

特に予算に余裕がない場合や、住宅ローンなどの固定費が多い家庭では、交換時期が来るたびに数十万円単位の出費は大きな負担となります。

同じ10年使うなら、交換費用が安いほうが良いと考えるのは自然なことでしょう。

 

電気代が予想以上に高い

エコキュートは深夜電力を利用してお湯を沸かすため、夜間料金が安い電力プランに加入することで経済的なメリットがあります。

しかし、テレワークの普及や家族構成の変化により、昼間の電気使用量が増えたご家庭では、昼間の電気料金が割高になるケースが目立ちます。

 

2026年現在、電気料金の値上げ傾向も続いており、深夜電力プランのメリットが薄れているケースも少なくありません。

深夜に沸かしたお湯だけでは足りず、昼間も追加で沸かしてしまう。といった使い方をすると、かえって光熱費がかさんでしまうこともあるのです。

 

お湯切れのストレスから解放されたい

エコキュートは貯湯タンク式のため、タンク内のお湯を使い切ってしまうと沸き増しに時間がかかるというデメリットがあります。

特に来客時や家族が多い日、冬場の追い焚き使用時などは、お湯切れのリスクが高まります。

 

ガス給湯器は瞬間式でお湯を作るため、水とガスが供給されている限り、いつでも必要な量のお湯を使える安心感があります。

残湯量を気にしながら生活するのは疲れると感じる方にとって、この点は大きな魅力と言えるでしょう。

エコキュートからガス給湯器への交換にかかる費用相場

円記号が光る白熱電球 / 電気代値上げ・高熱費高騰・エネルギー問題と節電のコンセプトイメージ / 3Dレンダリング

エコキュートからガス給湯器へ切り替える際には、撤去費用・本体代・工事費用など、複数の費用項目が発生します。

また、以前ガス給湯器を使用していたかどうかによっても、必要な工事内容や費用が大きく変わります。

思ったより高額だったと後悔しないためにも、事前に費用の全体像を把握しておくことが重要です。

ここでは、2026年現在の最新相場をもとに、具体的な費用内訳を詳しく解説します。

見積もりを取る際の参考にしてください。

 

主な費用内訳

エコキュートからガス給湯器への切り替えには、以下のような費用が発生します。

エコキュート撤去費用 1万円〜2万円
ガス給湯器本体代 5万円〜30万円(機能により変動)
ガス給湯器設置工事費 2万円〜7万円
ガス配管工事費 2万円〜10万円(配管の長さや状況により変動)

一般的な追い焚き付きガス給湯器への交換であれば、合計20万円〜25万円程度が目安となります。

ただし、暖房機能付きや高機能タイプを選ぶ場合は、さらに費用が上乗せされます。

 

ガス管引き込み工事が必要な場合

最初からエコキュートのみを使用していたオール電化住宅の場合、ガス管が敷地内に引き込まれていないケースがあります。

この場合、道路に埋設されているガス本管から敷地境界線までガス管を延長する本支管工事が必要です。

 

この工事費用は15万円〜20万円程度が相場で、工事完了まで最短でも1ヶ月程度かかります。

そのため、オール電化からの切り替えでは、トータル費用が35万円〜45万円に達することも珍しくありません。事前に現地調査を依頼し、ガス管の状況を確認しておきましょう。

エコキュートからガス給湯器へ切り替えるメリット

ガス給湯器への切り替えには、いくつかの明確なメリットがあります。

特に「瞬間的にお湯が作れる」「湯切れの心配がない」といった利便性の高さは、日常生活の快適さを大きく向上させます。

また、初期費用の安さも見逃せないポイントです。ただし、メリットだけに目を向けるのではなく、後述するデメリットとのバランスを考えながら、ご自身の生活スタイルに合っているかを慎重に判断することが大切です。

瞬間式でお湯切れの心配なし

ガス給湯器は水道水を瞬間的に加熱する瞬間式のため、タンクにお湯を貯める必要がありません。そのため、家族が多い日や来客時でも、お湯切れを心配する必要がなくなります。

 

今日は何リットル使ったかなと残湯量を気にする生活から解放されるのは、精神的なストレス軽減にもつながります。冬場の追い焚き使用時や、連続してシャワーを浴びる朝の時間帯でも、安心してお湯を使えるのは大きな魅力です。

初期費用を大幅に抑えられる

前述の通り、ガス給湯器への交換費用はエコキュートの約半額から3分の1です。

特に給湯器の交換が急に必要になった場合、まとまった予算を確保するのが難しいご家庭も多いでしょう。

 

ガス給湯器なら、エコキュート交換と比べて20万円〜45万円程度のコストを削減できるため、家計への負担を軽減できます。「浮いた費用を他の住宅設備の修繕に回せた」という声も少なくありません。

音の心配が少ない

エコキュートは深夜にヒートポンプユニットが稼働するため、低周波音が発生します。

静かな夜間には、この音が隣家まで響いてしまい、騒音トラブルに発展するケースもゼロではありません。

 

ガス給湯器は使用時にわずかな稼働音がしますが、使っていないときは基本的に無音です。

夜間の騒音を気にする必要がなくなり、ご近所との関係も良好に保ちやすくなります。

エコキュートからガス給湯器へ切り替えるデメリット

ガス給湯器への切り替えには多くのメリットがある一方で、見逃せないデメリットも存在します。

特に長期的なランニングコスト災害時の復旧日数については、事前にしっかりと理解しておかないと、後になってやっぱりエコキュートのままにすればよかったと後悔する可能性があります。

メリットとデメリットを天秤にかけ、ご家庭のライフスタイルや将来設計に照らし合わせながら、慎重に判断しましょう。

ここでは、特に注意すべき4つのデメリットを解説します。

 

ランニングコストが年間約4万円〜9万円高くなる

エコキュートとガス給湯器の最大の違いは、年間ランニングコストです。

エコキュートの年間光熱費は約1.5万円〜3.5万円程度ですが、ガス給湯器(都市ガス・エコジョーズ)は約7万円〜12.6万円程度かかります。

 

つまり、年間で約4万円〜9万円の差が生じ、10年間使用すると40万円〜90万円もの差額になります。

初期費用では20万円〜45万円節約できても、長期的には光熱費の差額で相殺されてしまう可能性が高いのです。

 

災害時の復旧がガスは遅い

災害発生時のライフライン復旧日数は、エネルギー源によって大きく異なります。

内閣府の被害想定データによると、阪神・淡路大震災では以下のような復旧実績が報告されています。

 

  • 電力:6日
  • 上水道: 42日
  • ガス:85日(80%復旧)

ガスは配管の安全確認に時間がかかるため、復旧に最も日数を要するライフラインです。

エコキュートは電気と水道が復旧すればすぐにお湯が使えるため、災害時の安心感という点では大きなアドバンテージがあります。

 

オール電化割引が適用されなくなる

オール電化住宅向けの電力プランには、約5%の割引が適用されているケースが多くあります。

ガス給湯器に切り替えると、この割引が適用されなくなるため、電気代がさらに上がる可能性があります。

 

加えて、ガスの基本料金(月額約1,500円〜2,000円)が新たに発生するため、光熱費全体の負担が増える点にも注意が必要です。

 

太陽光発電との連携ができなくなる

太陽光発電を設置しているご家庭では、昼間に発電した電力をエコキュートで活用することで、実質的な電気代をゼロに近づけることができます。

しかし、ガス給湯器に切り替えると、この連携ができなくなります。

 

2026年現在、売電価格が下落しているため、「発電した電力は自家消費したほうが得」という状況です

太陽光発電を設置している場合は、ガス給湯器への切り替えによる経済的損失が大きくなる可能性があります。

エコキュートからガス給湯器への切り替え手順

ガス主任技術者

ガス給湯器への切り替えは、単なる機器の交換だけでは完結しません。

電気契約の見直しやガス供給契約、配管工事など、複数のステップが必要です。

また、工事には専門資格を持った業者への依頼が法律で義務付けられているため、DIYでの対応は不可能です。ここでは、切り替え作業の全体像を5つのステップに分けて解説します。

スムーズに工事を進めるためにも、事前に流れを把握しておきましょう。

 

ステップ1|電気契約とガス供給契約の変更

オール電化プランを契約している場合、まずは電力会社に連絡し、契約プランの変更または解約を行います。

深夜電力プランは昼間の電気代が割高なため、通常プランへの切り替えを検討しましょう。

 

並行して、ガス会社とガス供給契約を結びます。都市ガスかプロパンガス(LPガス)かによって料金体系が異なるため、事前に確認が必要です。

ステップ2|ガス管引き込み工事(必要な場合)

敷地内にガス管が通っていない場合は、道路のガス本管から敷地境界線までガス管を引き込む本支管工事が必要です。この工事は、ガス会社または指定業者が行います。

 

工事期間は最短で1ヶ月程度、費用は15万円〜20万円が相場です。

工事完了まで給湯器の設置ができないため、余裕を持ったスケジュール調整が求められます。

 

ステップ3|ガス配管工事とメーター設置

敷地内へのガス管引き込みが完了したら、ガス配管工事を行います。ガスメーターやガス栓がない場合は、これらも新たに設置します。

 

配管工事費用は2万円〜10万円程度ですが、配管の長さや経路によって変動します。

過去にガス給湯器を使用していた場合は、既存配管を再利用できる可能性もありますが、必ず劣化状況の点検を受けましょう。

 

ステップ4|エコキュート撤去とガス給湯器設置

ガス配管の準備が整ったら、いよいよエコキュートの撤去とガス給湯器の設置を行います。

撤去費用は1万円〜2万円程度です。

 

ガス給湯器の設置には、給水装置工事主任技術者やガス機器設置スペシャリストなどの資格が必要です

無資格業者による工事はガス漏れや火災のリスクがあるため、必ず信頼できる業者に依頼してください。

 

ステップ5|コンロの交換(希望する場合)

IHクッキングヒーターを使用している場合、ガスコンロへの交換も可能です。

ただし、IHとガス給湯器は併用できるため、必ずしもコンロを交換する必要はありません。

 

コンロ交換を希望する場合、据え置きタイプで1万円〜2万円、ビルトインタイプで3万円〜5万円程度が工事費用の目安です。

 

まとめ|総合的に判断してベストな選択を

エコキュートからガス給湯器への切り替えは、初期費用を20万円〜45万円抑えられる反面、年間ランニングコストが約4万円〜9万円高くなるという特徴があります。

10年間の長期スパンで考えると、光熱費の差額が初期費用の差を上回る可能性が高いため、経済性だけで判断するとエコキュートを継続するほうが有利と言えるでしょう。

 

ただし、お湯切れのストレスから解放されたい、騒音問題を解決したいといった生活の質を重視する場合は、ガス給湯器への切り替えも十分に検討価値があります。

また、災害時の復旧日数の違いや、太陽光発電との連携など、ライフスタイルに応じた視点も忘れずに考慮しましょう。

 

どちらが正解ということはなく、ご家庭の状況によってベストな選択は異なります。

メリット・デメリットを十分に理解し、長期的な視点で判断することが、後悔しない給湯器選びの鍵となります。

 

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