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年末の住まい点検ガイド|住まいのプロがすすめる設備メンテナンス【チェックリスト付】

年末の住まい点検ガイド|住まいのプロがすすめる設備メンテナンス【チェックリスト付】

年末の大掃除は、住まいの安全を守る絶好の点検機会です。普段手の届かない場所や見落としがちな設備を確認することで、年明け以降のトラブルを未然に防ぎ、安心・快適な生活を維持できます。本記事では、住宅診断のプロが推奨する年末メンテナンスの重要ポイントを、チェックリスト形式で分かりやすく解説します。電気設備、水回り、外装、暖房器具など、各分野で確認すべき項目を網羅し、自分でできる点検から専門業者に依頼すべき判断基準まで、実践的な情報をご案内します。

なぜ年末に設備メンテナンスが必要なのか?

年末は電気使用量が増加し、暖房器具の稼働、イルミネーション、年末年始の家電使用頻度の上昇により、住宅設備への負荷が大幅に高まる時期です。※1製品評価技術基盤機構(NITE)の調査では、配線器具の事故の約4割が使い方や設置状況に関係しており、ホコリの蓄積による火災事故が多数報告されています。※1また、さくら事務所の58,000件以上の住宅診断データによると、築10年以上の物件の約60%で不具合が発見されており、その多くは早期発見・定期メンテナンスで防げるものです。年末の大掃除と併せて点検を行うことで、安心して年越しができるよう準備していきましょう。※2

※1: 独立行政法人 製品評価技術基盤機構・・・https://www.nite.go.jp/
※2: 株式会社さくら事務所・・・https://www.sakurajimusyo.com/

年末点検が重要な3つの理由

①電気使用量の増加によるリスク

暖房器具、こたつ、電気カーペット、ホットカーペットなど冬季特有の高消費電力機器の同時使用により、普段以上に電気設備への負荷が高まります。コンセントの過負荷やブレーカーが落ちるなどの作動は、火災リスクの警告サインです。
アンペア数の確保や契約の見直しはお早めに行なってください。

②年末年始の長期不在時のトラブル防止

帰省や旅行で家を空ける際、事前の点検を怠ると突然のトラブルが発生する可能性があります。特に不在時の火災や水漏れは発見が遅れ、被害が拡大しやすいため、事前チェックが不可欠です。

③経年劣化の早期発見

築10年を超えると配管の劣化、外壁の塗装剥がれ、シーリングのひび割れなど、目に見える劣化が進行します。年末の点検で早期発見することで、大規模修繕を避け、費用を抑えられます。

【電気設備編】安全を守る7つのチェックポイント

気設備の不具合は火災や感電事故に直結する重大なリスクです。年末の大掃除時に併せて点検することで、ホコリによるトラッキング現象や接触不良を未然に防ぐことができます。ここでは、自分でできる安全チェックポイントを7つご紹介します。作業時は必ず電源を切り、プラグをコンセントから抜いてから行ってください。水分は絶対に使用せず、乾いた布で丁寧に清掃します。異常を発見した場合は無理に触らず、専門業者に相談しましょう。

 

【水回り・配管編】水漏れ・詰まりを防ぐ点検項目

水回りのトラブルは床下のカビ、シロアリ発生、建物の腐食など、住宅の耐久性に深刻な影響を及ぼします。キッチン、洗面台、浴室、トイレの収納部分から異臭がする場合は、床下で配管からの漏水やカビが発生している可能性があります。年末の点検で早期発見することで、大規模な修繕を避けることができます。ここでは、自分でできる水回りのチェックポイントと、専門業者に依頼すべき判断基準をご紹介します。


【外装・構造編】住まいの劣化を早期発見する方法

外壁や屋根、基礎部分の劣化は、雨漏りやシロアリ被害など、住宅の耐久性を脅かす重大なトラブルにつながります。さくら事務所の調査では、築10年以上の物件の60%で何らかの不具合が見つかっており、その多くは外装の劣化が原因です。年末の晴れた日に、外壁をぐるりと一周して状態を確認しましょう。脚立を使わずに確認できる範囲でも、重要なサインを見逃さないことが大切です。ここでは、プロが重視する外装チェックポイントをご紹介します。

【暖房・換気設備編】冬を快適に過ごすための準備

冬季の暖房器具や換気設備は、家族の健康と快適性を左右する重要な設備です。年末の点検で動作確認とメンテナンスを行うことで、真冬のトラブルを未然に防ぎ、光熱費の無駄も削減できます。特に給湯器は使用開始から10年を超えると故障リスクが急増するため、年末の点検が重要です。また、給気口を閉めたままだと室内の湿気が溜まりカビの原因になるため、正しい使い方を確認しましょう。ここでは、冬本番前に確認すべき暖房・換気設備のチェックポイントをご紹介します。

まとめ:年末メンテナンスで新年を安心して迎えよう

年末の設備メンテナンスは、住まいの安全を守り、快適な生活を維持するために欠かせない重要な作業です。電気設備のトラッキング現象防止、水回りの水漏れ早期発見、外壁の劣化チェック、暖房器具の安全確認など、本記事でご紹介したチェックリストに沿って点検を実施しましょう。自分でできる範囲の確認と清掃を行い、異常を発見した場合は無理せず専門業者に相談することが大切です。特に築10年以上の住宅は、定期的なメンテナンスが住まいの寿命を大きく左右します。

年末の住まい点検でお困りの方は、田島へお気軽にご相談ください。

 

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